2024年1月5日(金) 2023/2024年期製糖開始式
2024.01.06
2023/2024年期 製糖開始式を当社会議室にて執り行いました。
今年度産のさとうきびの生育は、年間を通して少雨傾向の影響により、生育が緩慢となったことから、今期のさとうきび生産量は前期を3,490トン下回る61,056トンを見込んでおります。原料搬入は1月4日から開始し、買入甘蔗糖度は13.0度と低めの糖度でのスタートとなりましたが、今後ますます上昇することを期待しております。
収穫面積:1,231ha 原料生産量:61,056トン 操業終了予定:3月16日
西村社長はあいさつで、「今期は生産量が6万トンあまりの見込みとなり、登熟期を迎える10月以降は糖度が上昇する気象条件に恵まれず、当社の粗糖生産量及び農家の所得の向上を図ることを鑑みる観点から、2016/2017年期以来7年ぶりの年明け操業となりました。工場運転におきましては、働き方改革の時間外労働上限規制を遵守すべく、これまでの2直2交代制から3直2交代制にシフトし、加えて作業効率向上を目的とした清浄結晶工程自動制御設備を更新し時間外労働を抑制することとしました。この操業が、無事故無災害で安全に終了し、良い結果が報告できるよう役職員一同一丸となって努めます。」と述べました。
開始式では、石垣市の知念永一郎副市長が中山義隆市長の挨拶を代読し、さらに八重山農林水産振興センターの森英勇所長、並びにJAおきなわ八重山地区本部の石垣信治本部長よりご挨拶を頂きました。
開始式の後は、ケーンヤードに移動し、清めの儀式でスタートフィーダーを神酒と塩で清め、西村社長が知念副市長・石垣本部長らと共にさとうきびの束を一斉に投入しました。